渋い朝でもうまい昼飯がある!ムロアジ刺身とみかさのおにぎりで釣り飯|2026年3月 DAY2 PART1

みかさのおにぎりとムロアジ刺身、あら汁を並べた新島2日目の釣り飯 新島釣行

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友人のヤカンとの3泊4日の釣りキャンプ、2日目。

海が大時化で船が接岸できるかわからない……。
そんなスタートだったこともあって、初日は雨が降り風が強い日となりました。

そこから一転、2日目は晴天。
釣り日和!ということで釣りに繰り出します。

が、なかなかそううまくはいかないもので。
それでも、なんだかんだで楽しくなるのが島遊びの良いところ。

晴れた朝、コーヒーとパンで始まる新島2日目

なんとか着けてバンザイ!な日だった、新島初日。

着いただけで優勝!6年ぶりの新島で始まる釣りキャンプ初日の島時間|2026年3月 DAY1
着いただけで優勝!6年ぶりの新島で始まる釣りキャンプ初日の島時間|2026年3月 DAY1
6年ぶりの新島初日。羽伏浦キャンプ場でテントを張り、荒れた海を見て回り、湯の浜露天温泉と島飯でほどけていく釣りキャンプの始まり。

風を避けられる場所にテントを設営したものの、そこは海沿いの羽伏浦キャンプ場。
強風だった初日だけに、テントが風に揺さぶられる音で夜中は何度か目が覚めました。

3月末。
寒さが残って夜は冷えるかと思ったのだけれど、心配したほど寒くはなかった。

朝の光が差す羽伏浦キャンプ場と山の景色

ゆっくり寝ようと言っていたのに、結局6時前には目が覚めるおじさん2人。
ソウチョウニメガサメテシマウノデス。

前日よりはずいぶん穏やかで、テントの外に出ると青い空。

船ではあまり寝れなかったので、ぐっすりと寝ることができました。
おかげで身体もだいぶ軽い。空を仰いでぐぃっと背伸び。

「とにかく島に着けた」という気持ちが大きすぎて、どこか夢の中にいるような感じのまま過ぎていった初日。
2日目の朝になってようやく、新島で生活が始まっている実感に触れている感じです。

テント前室でパンを焼きながら始まる新島2日目の朝食

まずはコーヒーを淹れて、パンを温める。
こういう朝食だけでも、キャンプの朝には妙に嬉しい。

やたらとうまく感じて、会話も弾む。

朝のキャンプ場でタオルを干して整える島の生活

タオルを干したり、道具を整えたり、生活の細かいところに目が向くのも2日目らしさ。
2日目になると、ようやくこの場所で暮らし始めている感覚が出てくるもので。

風はまだ残っていて、海の方からは雷が鳴っているみたいな波の音も聞こえる。
それでも、昨日よりは間違いなく良くなっているでしょう。

釣り、行ってみるか。
そんな話になって、支度を始めます。

風裏を探して、まずは若郷漁港へ

風表の羽伏浦港はまだ厳しい。
ということで、まずは昨日と同じく風裏になる若郷漁港へと向かうことに。

青く澄んだ海が広がる若郷漁港の朝

着いてみると、環境はだいぶ良い感じ。
風の影響は少なくて、なにより雨が降っていないのが素晴らしい。

海が蒼い。
立っているだけで気持ちが良くて、こうやって離島の港で朝から竿を振れていることが嬉しくなります。

……ただ、魚からの反応はない。

ジグやワームを投げてもダメ。
小さいワームでせこく探ってみても、やっぱりダメ。

海はきれいで風も避けられて、気分はとても良いのに、魚だけの反応だけがない。

しばらくやってみたもの、状況は変わらず。
無理に続けるより動こう、ということで新島港へ移動することに。

流れの速い新島港で、ようやくひとつだけ拾う

新島港に着くと、風はあるものの背負える向き。
釣りをするにはそれほどしんどくありません。

水の流れがしっかりとあって良さそう……。
そう思って投げ始めると、周りでは地元の方がカゴ釣りで魚を釣り上げています。

最初はサバかなと思ったのですが、どうやらムロアジらしい。
入れ食いという感じでも無く群れは薄そうですが、魚がいるというだけでも安心材料。

何かしら来るのを期待して投げ続けます。
が、やっぱり簡単には反応がありません。

上がダメなら下か、とジグでボトムをねちねち探っていると、ようやくアタリ。

新島港で海の様子を見ながらルアーを投げる朝の釣り

昨日のエソが頭をよぎるものの、妙に重い。
これは違う魚じゃないの、なんて少し期待するわけですが……。

新島港の岸壁から見下ろす青い海と速い潮

上がってきたのは、良型のエソ。

スレがかりで、流れを受けてよく引いただけだったようです。
ま、釣れないよりは……と思いつつも、ここまでエソしか釣っていない。

新島港で並んで竿を出す2日目の午前

その直後、今度はヤカンのロッドが曲がります。
小さいとは言うものの、魚が引いているのがうらやましい。

ルアーに掛かったムロアジ

上がってきたのはムロアジ。
こちらもスレがかりで狙っていたわけじゃないものの、ようやく食べられる魚が釣れた。

その後も投げてみるも、状況は変わらず。
ライトな装備があればムロアジを狙うこともできたかもしれませんが、その想定が全くなく。

状況が変わりそうにないので、早めに納竿。
1匹だけではありますが、釣れたムロアジは持ち帰っておいしくいただくことに。

ムロアジ1匹なら、うまいおにぎりを合わせたい

さて、今回の新島旅ではキャンプ飯にこだわらずに店でも食べてみよう、というのがコンセプト。
釣りは微妙な感じだったものの、そんな方向でも楽しみたい次第。

前日閉まっていた栄寿司をGoogle mapで見てみると、どうやらランチもやっているみたい。
釣れない魚は店で食おう!と店の前まで行ってみるもCLOSE。

ううむ……。もうキャンプ飯を作る気力が……。
ということで別の店に行ってみるもこれまたCLOSE。なんか流れが悪くなってきている予感。

やっぱりムロアジ、食べようか。
でも、他も作るとなると結構厳しいよねぇ……。そんな流れで調べていて気になったのが、「みかさ」でした。

注文してから握ってくれるおにぎり屋みかさの外観

車で店に着いたのは、ちょうど昼どき。
続々と店に人が入っていくので、人気があるのがすぐにわかります。

みかさ店内に並ぶおにぎりの具材と惣菜

楽しみだなぁ〜と店の中に入ると、棚におにぎりが並んでいない。

人気なだけに売り切れてしまったかぁ……と立ちすくんでいると、店員さんが「何にします?」と聞いてくれます。
さらに、後から来た常連さんらしき方がその場で注文しているのを見て、注文方法を知るのでした。

ここは、注文を受けた後におにぎりを握ってくれるのです。嬉しい。

せっかくなら新島らしいものがいい。
明日葉の天むす・明日葉の佃煮、それに明太子を購入して、キャンプ場へと戻ります。

青空の下で食べる、ムロアジ刺身とみかさのおにぎり

キャンプ場へ戻ったら、昨日できなかった受付を済ませて、管理人さんと少し談笑。
前回来た時にもお話させてもらったのですが、今回も釣りやキャンプのことをしばしの間……。

ムロアジを捌いて刺身にしていく昼の準備

キャンプ場に戻ったら、早速ヤカンが釣ってくれたムロアジを捌きます。
せっかくの釣れたてなので、身はやっぱり刺身。

ムロアジのアラで煮立つ味噌汁

そしてアラは捨てるのが惜しいので、出汁を取って味噌汁にします。

青空の下に並べたみかさのおにぎりとムロアジ刺身の昼飯

こうして並んだのが、みかさのおにぎり、ムロアジの刺身、ムロアジのあら汁。
ムロアジ1匹ではあるけれど、今回初めてのちゃんとした釣り飯です。

紙に包まれたみかさのおにぎりを並べた様子

注文してから握ってくれた、みかさのおにぎり。
明日葉の天むす、明日葉の佃煮、明太子。

結局、ヤカンもだいたい同じような組み合わせ。

明日葉の具が見えるみかさのおにぎり

これがうまい。

強い味で押してくるタイプではないですが、口に入れるとじんわり身体に入ってくる。
米がほろっとほどけて、具の味がふわっと広がる。

素材の味と米の旨み。
インパクトがあるわけではないのですが、記憶に残るおにぎり。

釣れたてのムロアジを刺身にした一皿

ムロアジの刺身もいい。

ヤカンが日本一だか世界一だかうまい塩というのを持ってきてくれたので、せっかくだからオススメの塩で食べてみます。
最初は反射的に「お、うまい」と言ったのですが、すぐに少し生臭さが(笑)

やっぱり、アジは生姜醤油かわさび醤油。

身は真アジよりやわらかめ。
醤油をつけると、しっかりうまい。

ムロアジの旨みが出たあら汁

味噌汁も思った以上にちゃんと出汁が出ています。
アラが少ないからどうかなと思ったのですが、これで十分。

そしてなにより大きいのは、青空の下で食べていること。
外で食べるだけでうまい、なんて話はよくあるけれど、こういう時に心から実感しますね。

遠くに海を見ながら、風を感じて食べる昼飯は、それだけで満足度が高い。
朝の釣りは渋かったけど、でも、この昼飯が食べれたんだから文句なし。

釣れなくても、少しずつ新島が深くなっていく

釣りだけ見れば、貧果です。
思い通りにはいかないし、もっと釣りたい気持ちは当然ある。

でも、楽しい。
店にも立ち寄ったりしていることで、新島の輪郭が少しずつはっきりしていく感じ。

結局、このあとは昼寝。
朝が早かったし、前日からの疲れも残っています。

昨日は「島に着いただけで優勝」なんて言っていたのに、人間は欲が出るものです。
やっぱり、もっと釣りたい。

そんなことを思いながら、寝袋に入ったのでした。

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