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釣れたケンサキイカで朝からイカ尽くし!ゆったり新島を巡る島時間|2026年3月 DAY3 PART1

釣る 新島釣行
釣れたケンサキイカで作ったイカ尽くしのキャンプ飯 新島釣行
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友人のヤカンとの新島釣りキャンプ、3日目。

初日、2日目夕方まで釣果がないまま。
どうなることか……と不安になっていたところで、ケンサキイカが釣れてホッとした2日目の夜。

翌日にはもう島を出るので、早朝に釣りをするならこの日がラストチャンス。
……が、朝に釣りをするつもりもなく、深夜まで酒を飲んでダラダラと過ごしたのでした。

朝目覚めると、おや、二日酔い?
頭がズキズキする新島3日目の朝。

寝不足で二日酔いの新島3日目……朝から湯の浜露天温泉へ

前日は夜遅くまで釣りをして、その後温泉へ。
さらに、キャンプ場へ戻ってから夜中まで晩酌。

このまま終われない新島2日目。ケンサキイカに救われた夜釣り|2026年3月 DAY2 PART2
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新島2日目後半は、釣れない午後から夜釣りへ転換。サメ連発、齧られた餌、ケンサキイカの気配を追い、バラし続けた末の最後の1杯に救われた新島釣行2日目の午後。

普段、全く酒を飲まなくなったわたくし。
前回飲んだのは半年以上前。この新島での酒が、今年に入ってから初めての酒でした。

初日、そして昨夜と、それぞれ飲んだのはビールの500ml缶1本だけ。
それなのに、すでに身体が酒に負けている感じ。

夜中に何度もトイレへ。
シュラフから這い出て、靴を履いて、テントを出て、トイレまで歩く。これが地味に面倒。

そんなことを繰り返しているうちに、6時頃には目が覚めます。
ヤカンも目を覚ましましたが、こっちが何度もテントを出入りしていたことには気付かず、一回も起きずにぐっすりだったらしい。うらやましい。

とりあえずコーヒーを。
熱いコーヒーが胃に落ちていくと、少し二日酔いのような重さがあることに気付きます。

おや、まさか二日酔い?
少しの酒でこの感じ。なんとも情けない。

ズキズキする頭の中でボーッと思い付く。
朝から温泉、行っちゃうか。ヤカンも即答でOK、と。

朝の湯の浜露天温泉へ向かう石造りの通路

7時過ぎ、湯の浜露天温泉に到着。
朝の湯の浜露天温泉は初めて。人は誰もいなくて貸切状態です。

晴れた朝の湯の浜露天温泉と青い海

この日は、今回の新島滞在で一番の晴天。
せっかくなので、周辺を少し散策してから温泉に入ることに。

雲ひとつない青空で、風も弱い。
釣りをするなら絶好の日ですが、身体が完全にまったりモードです。

散歩をしてから、温泉へ。
石造りの温泉と青い空、海の気配。夜は星空が気持ちいい温泉ですが、朝は景色がよく見えてこれまたGOOD。

湯に浸かると、寝不足と酒の重さが少しずつ抜けていきます。
朝風呂、いや、朝温泉、最高。

着いただけで優勝!6年ぶりの新島で始まる釣りキャンプ初日の島時間|2026年3月 DAY1
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6年ぶりの新島初日。羽伏浦キャンプ場でテントを張り、荒れた海を見て回り、湯の浜露天温泉と島飯でほどけていく釣りキャンプの始まり。

初日から毎日お世話になっている、湯の浜露天温泉。
本当にこの温泉の存在はありがたい。

朝温泉なんて、なんとも贅沢な3日目のスタート。

キャンプ場で迎えてくれる黒猫、ネクタイ

温泉でスッキリ。二日酔いのズキズキも無くなりました。
気持ち良く羽伏浦キャンプ場へ戻ると、ネクタイが迎えてくれました。

羽伏浦キャンプ場で再会した黒猫のネクタイ

6年前にもこのキャンプ場で一緒に過ごした、首元が白い黒猫。ネクタイ。
今回の旅でも再会できて、キャンプ場に戻るたびに近くに来てくれます。

今日も、こちらの足元へすっと寄ってくる。
撫でると、気持ちよさそうにしています。

釣りキャンプと銘打って遠征で来たのですが、こういう時間が記憶に残ります。
島に戻ってきた実感をくれる存在。

君が元気そうで、本当に良かった。

ケンサキイカを捌いてイカ尽くし釣り飯

さて、キャンプ場に戻ってもまだ10時。
朝食をとっていないので、お腹が減ってきました。

キャンプ飯でブランチにすることに。
前夜に釣れたケンサキイカで釣り飯です。

前夜に釣れたケンサキイカをキャンプ場で捌く準備

新島ではアカイカとも呼ばれるケンサキイカ。

自分が釣ったのは1杯。ヤカンが3杯。
イカをたっぷり使って料理が作れるのはヤカンのおかげ。ありがとう。

ケンサキイカを薄く切ってイカ刺しにする手元

2人でイカを捌いていくー。
ヤカンとは何度も一緒に料理をしてきているので、こういう作業が楽。

どちらかが捌いて、どちらかが道具を出して、必要なら洗い物をする。
細かく言わなくても、なんとなく役割が回るのでやりやすい。

まず、メインはイカ刺し。
昨晩釣ってからクーラーボックスで冷蔵していた透明感のある身を切っていきます。

飯盒で炊くケンサキイカの炊き込みご飯

メニューを話し合っている時に、ヤカンからイカ飯はどうか、と。
良い案だと思ったのですが、もち米が無いので炊き込みご飯にしてみることに。

一口サイズに切ったイカを、醤油、生姜、ごま油で作ったタレに漬け込む。
それを白米と一緒に飯盒で炊いてみます。

焚き火台で炊くイカの炊き込みご飯の飯盒

やったことのない料理ですが、旨そうな予感。
飯盒で米を炊くのも楽しいもんです。途中から、イカ飯のような香ばしい食欲をそそる香りが……。

ちょっと悩んだけど、愛用の飯盒を持ってきて良かった。
多少乱暴に扱っても丈夫だから安心。

ケンサキイカのゲソと野菜を味噌で炒めるキャンプ飯

さらに、少しだけ取れた墨と肝、ゲソやエンペラ部分、野菜を合わせて味噌炒めに。
見た目はアレな感じですが、味噌と肝とイカの香りが湯気と共に立ち昇ってきて腹がグーッとなります。

イカ刺しと炊き込みご飯と味噌炒めが並ぶ新島のブランチ

こうして完成したこの日の釣り飯ブランチ。
イカの炊き込みご飯、イカ刺し、イカの味噌炒め……とケンサキイカ付くし。贅沢なり。

うまい。でも、イカはほどほどに。

二日酔いだったのが、温泉に入ってすっかり回復。
朝飯も食べていないので猛烈に空腹。

釣れたてのケンサキイカを薄く切ったイカ刺し

まずはイカ刺しから。
コリコリとした食感で、噛むと後からしっかりとした甘さが。

うまいぞ、アカイカ。

寝かせたら、もっとねっとりして甘くなりそう。
でも、釣れたてのコリコリ感もやはりいい。

新鮮なイカをその場で食べている感じ。最高。

飯盒で炊いたケンサキイカの炊き込みご飯

初挑戦の、イカの炊き込みご飯。
飯盒の蓋を開けた時点で、ほぼ勝ちを確信。香りはほぼイカ飯。

食べてみると、米にしっかりとしたイカの旨み。
炊き込むことでイカの身が固くならないか心配だったものの、思いのほかやわらかい。

試してみた料理だったものの、大成功。

墨と肝のコクがあるケンサキイカの味噌炒め

そして、イカの味噌炒め。

見た目は良くない。おいしそうじゃない(笑)
でも、これは箸が止まらないやつです。

墨と肝が入っているので、コクがしっかり。
味噌の塩気もあって、イカの旨みが口に広がり……完全にご飯泥棒です。

腹が減っていたので、2人で黙々と食べます。
うまい。かなりうまい。

ただ、途中から口の中でのモグモグが長くなっていくのに気づくわけです。
調理中は余裕で食べられると思っていたイカ4杯ですが、多かったようです。

ここでヤカンが一言。

「イカはほどほどに。」

その通りだな、とイカをモグモグするのに疲れた顎をさすりながら笑う。

食べきれない分のイカ刺しはクーラーボックスで冷やして晩酌に回すことに。
それはそれで、今晩の晩酌がかなり楽しみ。

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午後は島巡り!まずは羽伏浦海岸へ

ブランチを終えて片付けをしたら、テントに潜り込んで昼寝。
朝風呂に入り、しっかり食べたことで、すっかりおねむ。

目が覚めると、昼過ぎ。

これまでの我々なら、自由に動ける実質最終日ということで、朝から晩まで釣りをしていたことでしょう。
でも、今回は少し違いまして。

前夜にイカの手応えがあり、この日も夜はケンサキイカを狙うつもり。
それなや、夜釣りを前提に、昼の釣りは無理に詰め込まなくてもいいかも、と。

そういえば、これまでは新島をのんびり巡ったことがありません。
何度か来ているのに、釣り場とキャンプ場と温泉を行き来してばかり。

今回は、釣りとキャンプだけではなく島の時間も味わいたい。
そんな流れで、午後は島巡りをすることにします。

羽伏浦海岸の入口にあるウェルカムサイン

まず向かったのは羽伏浦海岸。
初日、2日目は風が強く荒れていたので、ちゃんと見に来れていないんですよね。

晴天の羽伏浦海岸に広がる青い海と白い波

この日は風が弱く、空は青い。
波はまだ高いものの、これまでに比べて穏やか。

青い空と青い海。
波の音が大きく響いて、立っているだけで離島にいる気分。

羽伏浦海岸とシークレット、白い崖と青い海

しばらく海を眺めたあと、一度は行っておこうとシークレットへ。

車で細い道を抜け、さらに歩いて細い道を進む。
すると、急に視界が開けます。

シークレットへ降りる道から見える青い海と白い砂浜

何度見ても声が出てしまうこの景色。
車と徒歩で細い道を抜ける、というストーリーがあるのが感動するのだよね。

シークレットの砂浜から見上げる白ママ断崖

青い海と空と、白い砂浜。
サーフはやっぱり気分がいい。

サーフフィッシングの聖地で釣りをするも…魚には出会えず|新島釣りキャンプ第二弾【DAY3 後半】
サーフフィッシングの聖地で釣りをするも…魚には出会えず|新島釣りキャンプ第二弾【DAY3 後半】
DAY3後半、聖地サーフでキャストを続けるも魚影薄くノーバイト。潮位変化とベイト散布状況を分析し、ヒラメ狙いルアーローテの反省を整理。メンタル維持に効く休憩術や足場確認の安全ポイントも合わせて共有します。

最初は、6年前のリベンジに、ここから1時間歩いて聖地に行くつもりでいたのですが……。
今回の旅ではどうものんびり気分。せめてサーフの気分だけでもと、ここまできたのでした。

白ママ断崖の白い崖と新島の青い海

白ママ断崖。
この景色を見ると新島にいるなぁという実感が。

サーフフィッシングはまた、次の機会に。
次にやりたいことを残しておくのも良いだろうと思うのですよね。

また来年のお楽しみ。

景色を楽しみに、石山展望台へ

次に向かうのは石山展望台。
昨日車で走っている時、ヤカンが案内を見つけて気になっていた場所。

我々は2人とも、旅先を細かく調べないタイプ。成り行き任せ。
何度か訪れている場所でも、知らないまま通り過ぎているところが多いのです。

車で山の方へと登っていきます。なかなかのくねくね道。
途中、徒歩で登っている人たちも見かけます。キャンプ場で見たグループも歩いていました。

おじさんたち、車で楽してすんません。

シークレットの道に描かれた案内文字と砂浜への坂

上の方へ進むと、乗っている車で進むには厳しい道になりました。
四駆でないと不安な感じもあったので、手前で車を停めて歩くことにします。

コーガ石の採掘場らしい景色を眺めながら進むと……展望台を発見。
そこからの景色は、最高の一言。

石山展望台から望む新島の青い海と島影

一面の青い海。点々と浮かぶ島。
この日は快晴なので、視界の大半が青。綺麗すぎる。

石山展望台の高台から見渡す式根島方面の海

式根島や神津島のほうまで見えます。
新島にいると、どうしても港や海岸の目線で島を見がちですが、上から眺めると島の形や周囲の海の広さがよくわかって面白かったり。

トレッキングコースもあるようで、女性グループが歩いていきました。
足元は崩れやすそうな場所もありそうなので、歩くなら気をつけたほうがよさそうです。

次はトレッキングも楽しいかもね、なんて言いながら山を降りたのでした。

明日葉アイスと前浜海岸、ゆるく休む午後

いろいろ巡って少し疲れてきたので、新島港の待合センターへ行って休むことに。

新島港の待合センターで食べた明日葉アイス

明日葉アイスを食べてまったり。
こういう寄り道が妙に楽しい。

明日葉らしいほろ苦さと、爽やかな香り。
甘いだけではなく、後味がほんのり青い感じ。

そのままベンチで少しウトウト。
夜釣りをすると決めているので、夜に照準を絞って休憩。

その後は前浜海岸へ。
前浜海岸にある穴あきの桟橋、通称ボロ桟へ。

前浜海岸の透明な海と穴あきの桟橋

ポスターなどでは見たことがありますが、実際に近くで見るのは初めて。
近くは何度も通っているのに、寄ったことはありませんでした。

水は澄んでいて、桟橋の下まで青い。
同じ新島の海でも、羽伏浦やシークレットとはまた違う穏やかさがあります。

釣り場ばかり探していると、こういう景色を見落としがち。
それを拾い直しているような、今日。

十三社神社で、また来られたことに感謝する

さて、そろそろ釣りの準備かな……と島内を車で周っていたら、神社を見つけました。

新島の十三社神社の鳥居と静かな参道

十三社神社。
少し奥まったところにあり、近くは通っていたもののこれまでは気付きませんでした。

境内に入ると、思っていたよりずっと広い。
新島にこんな大きな神社があったことに驚き、感動。

十三社神社は、伊豆諸島最大規模の神社。
十三の神様を祀っていることが名前の由来とのことです。

十三社神社の境内にある木造の門

鳥居をくぐって、静かな境内を歩きます。
釣りをして、キャンプをして、温泉に入って、島を巡って……。そのどれも無事だからこそ楽しめていること。

十三社神社の境内にある木造の社殿

これまで新島で遊ばせてもらって、いつも怪我なく過ごせていること。
今回の旅も良いものになるように。そして、また参拝しに来られるように。

そんなことを心の中で伝えて、神社を後にします。

夜のイカ釣りへ向けて、また気持ちが上がってくる

神社を出る頃には、夕方前の時間に。
そろそろ夜の釣りの準備をする時間です。

この日は、まだ釣りをしていません。
でも、満足度はかなり高い。

朝風呂に入り、ネクタイと触れ合い、釣れたケンサキイカを料理して食べる。
昼寝をして、羽伏浦海岸、シークレット、石山展望台、前浜海岸、十三社神社を巡る。

釣りキャンプと言いつつも、釣りをしない時間がしっかり楽しい。
それが、今回の新島旅で大きく変わったところかもしれません。

もちろん、夜に何か釣れれば最高。
前夜にケンサキイカの手応えはあったので、期待は拭えません。

ゆったりした島時間から、少しずつ夜釣りモードに切り替わっていくのでした。