7月中旬、夏の汽水域へテナガエビ釣りに行ってきました。
簡単に釣れると思っていたら、これがなかなか渋い。
夜遅くまで粘って持ち帰ったテナガエビを、今回は素揚げではなく魚醤に仕込んでみることにしました。
塩と一緒に瓶へ入れ、まずは5日目まで。
1年後を目標に経過を追う、テナガエビ魚醤の仕込み途中の記録です。
7月中旬、汽水域でテナガエビ釣り

竿は、赤い幸釣四五六。
シモリウキ仕掛けを結び、バケツを持って石際を探っていきます。
足元から少し先まで長さを変えながら探れるので、こういう場所では出番が多い竿。
今回も実際に使った道具です。
テナガエビ釣りの時期やシモリウキ仕掛けについては、以前の記事にも書いています。

水面は静かで、いかにも釣れそう。
こういう場所へ仕掛けを入れる時は、毎回ワクワクするのです。

石の際へシモリウキを浮かべ、ゆっくりと沈むのを眺めます。
ウキが横へ走る瞬間を待つのですが……なかなか動かない。

ようやくアタリが出て、竿を上げるとテナガエビがバンザーイ。
のべ竿を通して伝わる小気味良い引き。これこれ、楽しい(笑)

一匹釣れれば続くかと思ったのですが、そんなに甘くはありません。
場所を変え、仕掛けを入れ直し、バケツの中を何度ものぞきます。

今回は新製品のハイブリッドクロスも試してみました。
ただ、今回の自分には扱いづらく、不満が多い。次は別の餌を選びたい、というのが正直な使用感です。
餌を替えても、すぐに入れ食いとはいかない。
前はもっと簡単に釣れた気がするのですが、自然との遊びはこちらの都合に合わせてくれません。

夜まで粘っていると、長い腕を持った大型も混じりました。
グイグイと抵抗する引きはうれしいのですが、釣果全体はぼちぼちです。

簡単な釣りなんてないな(笑)
それでも、大小のテナガエビが並ぶ姿を見れば、粘った甲斐がありました。
釣ったテナガエビを塩と瓶へ
持ち帰ったテナガエビは、翌日まで泥抜き。
それから酒で締めました。
前回はガーリックシュリンプにして、殻までむしゃむしゃ。
素揚げやアヒージョにしたテナガエビ料理も旨かったのですが、今回は別の食べ方を考えます。
そこで思いついたのが、テナガエビの魚醤。
魚介を塩と一緒に長く置いた個人の作例を見て、試してみることにしました。
今回は、テナガエビの重さに対して30%の塩にしました。

テナガエビを瓶へ入れ、上から塩を加えた直後。
この姿から、本当に魚醤になっていくのでしょうか。不安しかない(笑)

塩の粒とテナガエビが、そのまま見えている仕込み初日。
この状態から1年待つつもりですが、完成や安全を約束できる段階ではありません。
仕込み5日目、瓶の下に黒い液体
仕込んでからは、自分の行動として毎日瓶を振っています。
底にたまった塩が全体へ回るように、瓶を傾けてゆっくりと。

5日目。
瓶の下に、黒っぽい液体が出てきました。
蓋を開けて香りを確かめると、濃い海老の匂いにナンプラーを思わせる香り。
おお、魚醤になっていくのだろうか。
とはいえ、黒い液体や香りだけで、仕込みが成功したとも、食べられるとも判断はできません。
まだ5日目。あくまで仕込み途中です。

さらに後日釣ったテナガエビも、瓶へ追加しました。
新しいテナガエビと塩が増え、また見た目が変わっていきます。
1年後、ここで経過を報告しよう
この先、液体の色や香りがどう変わるのか。
テナガエビはどんな姿になっていくのか。
見た目や香りだけで、この瓶の中身が安全かどうかは判断できません。
ヒスタミンは一度生成すると加熱で分解されないため、将来の試食や完成記事では、その時点で安全情報をもう一度確認します。
今はまだ、魚醤になるのか見守っている段階。
釣って楽しいテナガエビが、時間をかけてどんな調味料になるのかと思うと、やっぱりワクワクします。
1年後、経過をここで報告しよう(笑)