ナンヨウカイワリに赤ブダイ。暗くなってからはサバが次々とかかる夜。
……神津島釣りキャンプ4日目。
カワハギやオジサンを釣り上げ豪華な釣りメシ朝食を堪能した朝。
力を蓄えた先輩と僕は、午後の釣りをするべく夕まずめ前の神津島港に向かったのでした。
ジギングは日が沈む前に!神津島堤防釣り
早朝の単独釣行ではカワハギやオジサンなどを釣り、刺身や塩焼きにしていただきました。
この日はこれまでと違い、天候が良く風も強くありませんでした。絶好の機会とこの日2度目の釣りに向かいます。
神津島港近くにある松善釣具店でオキアミを購入します。神津島港で釣りをする場合、このお店が便利。
これまでの結果を考えると、ジギングは暗くなる前の15〜17時頃が良いようでした。
15時に釣り場に着くと、早速先輩はジギングサビキで狙っていきます。
僕は朝同様、堤防手前の底を探ります。
この日の海は穏やか。小さな魚が群れで塊になって泳ぎ回っています。なんだか良さそうな雰囲気。
カワハギに始まりナンヨウカイワリに赤ブダイ!
朝に多少なりとも釣れたことで気を良くしていた僕。朝の手応えを思い出し、堤防手前に餌を落とし込みます。
すると早速釣れたのが、おいしいお魚カワハギくん。
朝釣ったものと比べると小さいですが、大好物の肝GETです。嬉しい。
その後も地道に手前を探り続けていると、離れたところにいた先輩から声が掛かりました。
近づくと竿が大きくしなっています。先輩が引っこ抜くと、見た目にもかっこいい魚があがってきました。
スレ掛かりしていたようで、より重たく感じたようでした。
「シマダイだ!」と最初は喜んでいたのですが、調べてみるとナンヨウカイワリ。ヒレのブルーと、ボディにある黄色い斑点が特徴的です。どちらにせよ、ジギングサビキで釣り上げた釣果。うらやましい!
その後も手前を探っていると、底で強めの引きがありました。引き上げてみると赤ブダイ。32cmありました。
この魚も釣るのは人生で初めて。嬉しいですねぇ。
暗くなっての夜釣りはサバの時間
やがて時間も過ぎて綺麗な夕日が沈んでいきます。他の釣り人は去っていく、堤防は先輩と僕の2人に。
暗くなると先輩はジギングをやめ、2人揃ってカゴ釣りを始めます。
チョンチョンとアタリがあると思ったらカゴカキダイ。
横縞が特徴的なおしゃれな魚です。この旅の釣りでは何度かお目にかかりました。ま、リリースです。
と、のんびりと電気ウキを眺めていると先輩のウキが横に走り出します。
引きもなかなかで、左に右にバシャバシャと泳ぎまわり、なかなかあがってきません。
タモを出してすくい上げると、なんとサバでした。
釣り人では嫌がる人も多いサバですが、僕らはこれまで小さなサバしか釣ったことがなかったので大騒ぎ。回遊している間にと仕掛けを投げまくります。
結果、短時間で5匹のサバを釣りあげました。35〜38cmと良型のサバです。
ナンヨウカイワリに赤ブダイ・カワハギ、それに良型のサバと、4日目夜にしてこれまでで一番の釣果となったのでした。
※動画も合わせてご覧ください!
まとめ
夕まずめ前にナンヨウカイワリに赤ブダイ、夜はサバと嬉しい結果。これなら釣りメシも豪華に……キャンプに持ち帰ってからどう調理するか考えるのが楽しすぎます。
神津島釣りキャンプに来て一番の心地の良さを感じながら、釣果を持ってキャンプ場へと戻ったのでした。