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FIELD NOTE / ウナギ釣り

釣った天然ウナギで鰻重!関東風の蒲焼と肝吸いで自作丑の日

釣る ウナギ釣り
炭火で香ばしく焼き上げた天然ウナギの蒲焼 釣り飯
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前回、テナガエビを餌にして釣った天然ウナギ
1週間ほど泥抜きして、少し早めの土用の丑の日です。

ひさしぶりに背開きにして、炭火で焼いて、蒸して、タレをつけてまた焼く。
脂ののった蒲焼を鰻重にして、肝吸いと最後のひつまぶし風まで。

釣った天然ウナギを、ほとんど余すところなく味わいます!

暑い夏!1週間泥抜きした天然ウナギを背開きに

暑いですねぇ。

本格的な夏の暑さにひんやりシートで涼む猫

本格的な暑さになって、ニャンさんはひんやりシートに常駐。

暑くなってくると気になってくるのが、土用の丑の日です。
2026年夏の土用の丑の日は、7月26日の日曜日。

少し早いけれど、暑い夏はウナギを食べて乗り越えなければ(笑)

クーラーボックスで1週間ほど泥抜きした釣りウナギ

ということで、前回釣ってきてから1週間ほど泥抜きしたウナギです。

テナガエビを餌にウナギ釣り!鈴が鳴った夕暮れとマゴチの煮付け
テナガエビを餌にウナギ釣り!鈴が鳴った夕暮れとマゴチの煮付け
夏の汽水域でチヌとマゴチを狙うも不発。夕方に釣れたテナガエビを餌に、ひさしぶりのウナギを釣り上げました。翌日は、いただいたマゴチと庭のフキを煮付けにした釣行記です。

ある程度きれいな水の流れる場所で釣ったものなので、このくらいで大丈夫なはず。

鰻重にするためまな板に置いた天然ウナギ

さて、ひさしぶりのウナギ捌き。
ニョロニョロ系を捌くのも、かなりひさしぶりです。

冷凍庫に入れて仮死状態にしてから、なんて方法もあります。
ただ、自分は血抜きをしっかりとできる気がして、今回は特に冷やさず捌きます。

暴れるウナギをタオルでしっかりとつかみ、目打ちをして、急いで首元の背骨を断ちます。

それでも、捌いている間に動く。
ウナギの生命力、すごい。

ウナギの血には毒性があるので、生食はせず、目や傷口に触れないように注意。
捌いたあとは手や道具をよく洗い、身も内臓もしっかりと加熱します。

背開きにして捌いている天然ウナギ

背開きにして、背骨を取ります。

なかなか刃が入らないのでおかしいと思ったら、脂がすごくて包丁の切れ味が落ちていました。
包丁からオピネルナイフに持ち替えて、研ぎながら捌いていきます。

蒲焼用の身とタレに使うウナギの背骨と頭

蒲焼にする身。
そして、背骨と頭はタレの出汁に使います。

肝吸いにするため下処理したウナギの内臓

内臓は、にが玉を傷つけないように外して肝吸いにしてみます。

しっかりと洗って塩を振り、余分な水分を出して臭み取り。

塩を振って余分な水分を出したウナギの背骨と頭

背骨と頭にも塩を振って、しばらく置いておきます。

背骨と頭を焼いて、驚くほどうまい蒲焼のタレに

まずはタレ作り。
酒・醤油・砂糖を合わせて煮詰めていきます。

蒲焼のタレ用にウナギの背骨と頭を炭火で焼く様子

その横で、背骨と頭を炭火へ。
表面が焦げるくらい、しっかりと焼いていきます。

焼けた骨と頭をタレへ入れると、残った脂がジュ〜ッ。
この音と香り。

もう、この時点でうまそうです。

香ばしく焼いたウナギの背骨と頭をタレで煮る様子

香ばしく焼いた背骨と頭を、そのままタレで煮ていきます。

ウナギの脂と旨みが入った、このタレ。
これが、驚くほど美味い。

焼いて、蒸して、タレをつけて関東風の蒲焼作り

串を打ったウナギの身を炭火で素焼きする様子

下手くそながら、身に串を打って焼いていきます。

で、串を打ったのにやりづらくて、結局は網を使うという(笑)

両面をしっかりと炭火で焼いたウナギの身

まずは両面を、しっかりと素焼きに。

最初の素焼きを終えてバットに並べたウナギの身

これで、焼きの第一段階が終了です。

自分は関東人なので、やっぱりふっくらとした関東風が好み。

関東風の蒲焼にするため蒸したウナギの身

一度焼いた身を、10分ほど蒸します。

余分な脂が落ちて、身はふっくら。

蒸し上がった身を見るだけで、すでに柔らかそうです。

蒸したウナギの身を自家製のタレにくぐらせる様子

蒸した身を、作っておいたタレへ。

ここから、もう一度炭火で焼いていきます。

タレをつけながら炭火で仕上げ焼きするウナギ

工程が多くて大変ですが、ここはとにかく楽しい。

炭へ落ちるタレと脂。
ジュッと音がして、甘く香ばしい煙が上がります。

タレをまとって、少しずつ良い色になっていくウナギ。

たまりません。
腹減る(笑)

タレを重ねて艶よく焼き上がった天然ウナギの蒲焼

タレをつけては焼く。

これを3回繰り返して、天然ウナギの蒲焼が完成!

天然ウナギの鰻重、いよいよオープン!

お重に温かいご飯を詰めて、上からウナギのタレをかけます。

そこへ、焼きたての蒲焼をドンッ。

蓋をした二つの鰻重とウナギの肝吸い

蓋をして少し待てば、ご飯の湯気で蒲焼がまた良い感じに蒸されるわけです。

肝吸いは、しっかりと湯通しした肝をお椀へ入れ、白出汁を注いだもの。

自分で釣ったウナギの鰻重と肝吸い。
これはもう、蓋を開ける前からニヤニヤしてしまう(笑)

では、いよいよオープン!

天然ウナギの身の中央部分をのせた一段目の鰻重

うん、うまそう!

身の真ん中部分をのせた、第一段。

頭寄りと尾の蒲焼に庭の山椒を添えた二段目の鰻重

こちらは、頭寄りの身と尾の部分をのせた第二段。

庭で採った山椒の葉をのせて蓋をしておいたので、開けた瞬間から良い香りです。

箸で持ち上げた脂ののった天然ウナギの蒲焼

食べてみると……。

うわー、とんでもない脂!
そして、口の中に広がる旨み!!

炭火の香りをまとった表面は香ばしく、蒸した身はふっくら。
臭みは全く感じません。

脂とタレがご飯にしみて、もう箸が止まらない。
やっぱり、釣った天然ウナギは美味い。

食べたそばから元気になりそうです。

天然ウナギの肝を使って作った肝吸い

肝吸いも、美味い。

肝吸いから箸で持ち上げた天然ウナギの肝

こちらも臭みは全くなし。

身は蒲焼、肝は吸い物、背骨と頭はタレ。
捨てるところがほとんどない。

ウナギ、すごいなぁ。

鰻重の締めに白出汁を注いだひつまぶし風の一杯

多めに作っておいた白出汁をかけて、最後はひつまぶし風にしてフィニッシュ。
蒲焼の脂とタレが出汁へ溶けて、最後までたまらない。

ひさしぶりのウナギ釣りから始まって、1週間の泥抜き、捌き、炭火焼き。
手間はかかったけれど、全部がこの鰻重につながったと思うと、うれしさも格別です。

少し早めの、自作丑の日。
今年の夏も、これで乗り越えられそうです(笑)

ウナギ釣りの夜を思い出して

東京にいた頃は、冬の夜にもウナギを狙っていました。
あの頃の鈴を待つ時間も、今となっては懐かしい。

真冬のウナギ釣りでぶっとい鰻を釣る!脂がのった絶品うな重に
真冬のウナギ釣りでぶっとい鰻を釣る!脂がのった絶品うな重に
1月の中川で、日没後の冷え込みに耐えながらウナギ釣り。帰り支度を始めた頃に鈴が鳴り、80cm近い太い一尾を釣りました。1か月泥抜きした後、炭火で蒲焼きにしてひつまぶし風のうな重で味わった記録です。

釣って食べると、ウナギそのもののことも、もっと知りたくなります。
料理だけでなく、文化や歴史まで読み物として楽しむなら、この一冊も相性が良さそうです。

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