10月中旬。
夜明け前の木更津港に着くと、港の灯りだけがぼんやり光っていました。
この日は、渡し船「栄宝丸」で木更津沖堤防へ。
沖堤防に行くのは、僕にとって初めてです。
沖にある堤防なので、当然ながら地続きではありません。
船に乗って渡るだけで、いつもの堤防釣りとは少し違う緊張感があります。
結果として、アジやセイゴ、メバル、イイダコなどは釣れました。
ただ、風が強い。
波も高い。
楽しいけれど、ずっと少し怖い。
友人たちと一緒だったから笑っていられましたが、ひとりだったら心細かったと思います。
初めての木更津沖堤防は、そういう一日でした。
木更津沖堤防へ栄宝丸で渡る前に確認したこと
沖堤防へ行くには、渡し船に乗る必要があります。
木更津沖堤防の渡船はいくつかありますが、この日に利用したのは栄宝丸でした。
この記事は2018年10月の釣行記です。
料金、出船時間、欠航、誓約書まわりは変わるため、行く前に公式サイトと釣果ブログを確認しておくのが安心です。
2026年7月8日に確認したところ、栄宝丸公式サイトにも営業時間変更、堤防渡船時間変更、料金改定のお知らせが出ていました。
釣り場の記録として当時の流れは残しつつ、現在の利用条件は出発前に見直す前提で読んでください。

駐車場は事務所近くの海沿いにあります。
大きくは無いですがトイレもあるので安心。
この駐車場の奥から、渡し船に乗り込む流れになります。
渡し船「栄宝丸」で夜明け前の沖堤防へ
この日は友人3人との釣行。
内2人が前回の釣行で木更津堤防に行っていたので、2人に先導してもらう形で手続きなどを済ませます。

この日、僕らが乗り込んだのは第一便。
AM5:00出発の船に乗り込みます。
まだ辺りが真っ暗。
当然ながら海は暗闇に包まれております。
船が出発するまでの待ち時間、ワクワクドキドキといった具合で落ち着きません。

5時になりいよいよ出発。
真っ暗な海の中を猛然と突き進む船。
結構スピードを出します。
眠気で若干鈍くなっていたのですが、海水のしぶきを含んだ風が顔に当たり、急激に頭が働き始めます。

木更津沖堤防にはA〜D堤の4つの堤防があり、堤防近くになると「○堤に降りる方いますか?」と船長が呼びかけてくれます。
A〜C堤は全長約1kmと長いため、手前・中央・奥に船を止める場所がありますが、降りる人がいないと通過してしまうのでその点は注意が必要。

今回僕らが降りたのはB堤。
全長約1,200mあります。
堤防に着いた時はまだ日の出の時間前。
少し空は明るくなり始めていたものの、暗い中海の真ん中に立つというのもなかなか妙な気分です。
1人だったら心細かったかも。

沖堤防で足を踏み外したら海へ真っ逆さまなので、ライフジャケットが必須。
栄宝丸ではライフジャケットを無料で貸してくれるので、しっかりと装着。
朝まずめを逃すまいと急いで準備を始める一同。

投げサビキ仕掛けを試してみると、早速かかってきたのがアジ。
少し黄金がかった体をしていて綺麗。
最初の釣果がアジで嬉しいのですが、この日はアジを生き餌に泳がせ釣りする方針。

ということで、アジを生き餌にしたエレベーター仕掛けの泳がせ釣り。
オモリだけつけた状態で先に投げておき、アジを針にかけ、針についているサルカンをラインにはめこんでエレベーターのように落とし込みます。

泳がせ釣りの合間にもサビキ釣りは継続。
35cmには届いていなかったのでセイゴですね。
フッコサイズもかかったのですが、波で集まってきた海藻に絡んでバラしちゃったり。

アジはタナさえ合えばそれなりに釣れてくる感じ。
友人達の前回の釣行時とは比べものにならないくらい釣れてないようですが、生き餌にする分くらい釣れればと思っていたのでその分は困らないくらいのストックはできたのでまあ良し。

ただもう、とにかく風が強く波が高くてうねっているので、ウキ仕掛けは投げても手前に戻ってきてしまうくらい。
時折高い波がくると、堤防に当たって水が堤防にかかってきます。
泳がせ釣りの竿には鈴をつけているのですが、風が強すぎて鈴がずっと鳴っているためアタリがわかりません。

とはいえ、大物仕掛けをあげてみると、アジの頭だけが戻ってきたり、体が食いちぎられたりしています。
でも、かからない。
アジはそこそこコンスタントに釣れるものの、泳がせ釣りに使ってしまい持ち帰る分は無い状態。
数度大きなアタリもあったのですが、針がかりしなかったり、ハリスが切られたり。
うまくいかないものです。

大物狙いでは、友人の竿にエイやサメがかかったりしたものの、嬉しい釣果は一切無し。
サビキ釣りでも、強いひきがあって息巻いてあげてみると大きなフグだったりと……。
4人いれば誰かしら大物釣るかな、とか思っていたので残念。

途中イイダコが釣れたので、イイダコ狙いにシフトしてみたものの不発。
行きつけの堤防に移動してイイダコ釣りをしたい気持ちになれども、ここは海の上(笑)

途中、友人たちが30cm弱くらいのサバを数匹釣り上げておりました。
残念ながら自分にはヒットせずでしたが、2匹ほど譲ってもらいました。
嬉しい。

他には良型のメバルが釣れたり。
堤防のへちにイソメを落とし込むとアタリがあったりしたので、カワハギかと思い何度か挑戦するもかかるのはフグばかり。

せっかくの沖堤防とのことで、昼までみっちり釣りをして帰りの船に乗り込みます。
波が高く、船内に海水が飛び込んでくるくらい。
波風の影響でアタリがわからず、始終ずっと釣りがしづらい日でございました。

結局持ち帰ったのはこんな感じ。
アジ・ウミタナゴ・セイゴ・メバル・イイダコに友人から譲ってもらったサバちゃん。
アジは大半泳がせ釣りの餌にしてしまったので、2桁に届かない結果となりました。
まとめ。初めての沖堤防は、楽しいけれど少し怖い
木更津沖堤防での初めての釣り。
渡し船で沖に出るだけでちょっとした遠征気分になりますが、この日は風と波にかなりやられました。
アジ、セイゴ、メバル、イイダコなどは釣れました。
ただ、泳がせ釣りの大きなアタリはものにできず。
うまくいかない。
まあ、そういう日です。
それでも、友人たちと海の上の堤防で昼まで遊んだ時間はよく覚えています。
風に吹かれ続けて、帰りの船でようやく少し力が抜けました。
木更津沖堤防・栄宝丸の関連記事
木更津沖堤防は、行くたびに釣れる魚も空気も少し違います。
このあとも何度か渡っているので、続きはこちらにまとめておきます。


沖堤防や堤防釣りを始めたころは、魚の名前や仕掛けを調べ直すことが多かったです。
手元に一冊あると、釣れた魚を確認したり、次の仕掛けを考えたりする時に助かります。
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