この記事の要点
- 雨上がりの15時からヘチ釣りを始めました。
- 夕マズメにフグばかりの中、45cmほどのチヌが釣れました。
- 翌日はアラで出汁をとり、黒鯛しゃぶしゃぶとうどん、刺身とたたきにしました。
9月上旬。
ここのところ天気が不安定で、この日も昼過ぎまで雨が降っていました。
雨が上がるのを待って、15時頃からヘチ釣り。
あっという間に夕マズメになり、アタリはあってもフグばかり。今日はダメかと諦めかけていました。
惰性で落とし続けていたところに、ラインがスッと入って本命のチヌ。
45cmほどの一匹を、翌日は黒鯛しゃぶしゃぶでいただいた記録です。
雨が上がるのを待って、15時からヘチ釣り

昼過ぎまで雨。
すぐには始められないので、餌になるカニを捕まえたり、別の釣りをしたりして様子を見ていました。
雨の日のカニ捕りは、地面が濡れているぶん見つけやすい気もします。
釣りができない時間も、こうして餌を確保していれば無駄にはなりません。
空が落ち着いてきたのが15時頃。
ここからヘチ釣りに切り替えます。
タックルは、いつもの格安タックル。
ロッドとリールで1万円しない、あの組み合わせです。

3回目ともなると、太鼓リールにも少しは慣れてきました。
とはいえ、指ドラグはまだ手が覚え切っていない感じです。
あっという間に夕マズメ。アタリはフグばかり
15時スタートなので、釣りができる時間は短い。
護岸を歩いて、落として、また歩いて。
アタリがない。
というか、アタリがあってもフグ。
前回も前々回もフグには散々やられているので、もう驚きはしません。
ただ、カニが減っていくのを見ると焦ります。


気づけば、水面がうっすらオレンジに染まっています。
雨上がりの空は雲が多くて、光が斜めから水面を撫でていくような夕方でした。
今日はダメか……。
時間切れが見えてくると、気持ちが先に帰り支度を始めてしまいます。
惰性で続けていたら、ラインがたるんでスッと入った
若干ボーッとしたまま、惰性で落とし続けていました。
集中していたかと言われると、していなかったと思います。
そんな時に、フォールが止まりました。
ラインがたるみ、その直後にスッと入る。
フッキングすると、かかりました。
ん、これはフグじゃない。
なかなかの突っ込みです。
一瞬だけ水面に上がってきて、見えた姿はチヌ。
が、ここからが長い。
沖にグングン走られます。
指ドラグと引きが楽しい。
楽しいのですが、ばらしそうで怖い。
慎重にやりとりしつつ、護岸に擦りそうになってヒヤッとしたり。
前回「次はもう少し落ち着いてやり取りしたい」と書いたはずなのに、落ち着く余裕はありませんでした(笑)
ラインを出しては巻き、出しては巻き。
竿がしっかり曲がってくれているのが、唯一の安心材料でした。
それでも、何とか釣り上げました。

本命のチヌ。
ダメかと思っていたので、釣れてよかった。

45cmほど。
嬉しい。
3回のヘチ釣りで、3回ともチヌが釣れています。
フグに散々やられても、最後に一匹来てくれるのがこの釣りなのかもしれません。
夏のチヌはまずい?いや、むしろうまい
さて、夏のチヌはおいしくないなんて言われます。
でも、不味くて食べられないなんてことはありませんでした。
つか、むしろうまい。
都会の排水に居着いた個体とかでなければ、大丈夫だと思っています。
少なくとも、この夏に釣ったチヌはどれも当たりでした。
翌日、捌きます。
45cmとなると、まな板の上でなかなかのサイズ感です。
三枚におろすと、身もアラもたっぷり。
これだけあると、一品では終わらせたくなくなります。
アラで出汁をとって、黒鯛しゃぶしゃぶ
秋っぽく涼しくなってきたので、しゃぶしゃぶにすることにしました。

まずはアラを煮込んで出汁をとります。
昆布と酒、塩を入れて。
これをそのまま、しゃぶしゃぶのスープにします。
煮ている間から、台所に脂の香りが広がってきます。

身は、しゃぶしゃぶ用に皮付きで厚めに切ります。
薄く引くより、少し厚いほうがこの食べ方には合う気がします。

スープに通して、火を通しすぎない程度にしゃぶしゃぶと。
皮のゼラチン質なプルッとした食感と旨み。
身は甘くフワッとしていて、食べ応えがあります。
旨い。
少しポン酢につけて食べると、最高です。
ネギや白菜と一緒に、どんどん進んでしまいます。
出汁のよく出たスープもいい。
この日はうどんで締めました。
残ったスープは翌日おじやに。
これがまた旨い。
黒鯛もやはり、鯛だ。
寝かせた身は、翌日の刺身に

残しておいた身は寝かせて、翌日刺身にしました。
中落ちは叩いてネギと合わせ、たたきに。
刺身は、これも最高に旨い。
寝かせたことでねっとりとして、甘みが強くなっています。
たたきのほうは、ネギの香りと中落ちの脂がよく合う。
骨の際の身を無駄にしないで済むのも嬉しいところです。
前回は昆布締めや焼き魚、その前は刺身と漬け。
同じチヌでも、食べ方を変えるたびに新しい顔が出てきます。

夏の間、ずっとチヌを追いかけていました。
涼しくなってきた今、しゃぶしゃぶが旨いということは、これから先もっと楽しみになるということ。
秋のチヌは、どんな味になるのでしょうか。
また、ヘチを歩きに行きます。