冬になるとやりたくなるヘラブナ釣り。
他の釣りが魚からの反応が鈍くなるというのもあるのですが、冬のシーンとした水辺での釣りが結構好みなのです。
けれど1月の北浦で一匹釣れてしまったことで、なんとなく一区切りついたような気分になってしまい、それ以降はあまり竿を出さず……。
代わりにルアーを持って海へ出かけてみたりして、やっぱり「ヘラ釣りってのんびりしてて良いな」なんて再確認して、またヘラ釣り戻ってきました（笑）
今回はそんな、ややフラフラしながらもたどり着いた霞ヶ浦での冬の釣り。
仕事終わりにふらっと出かけて、ぽかぽか陽気のなかで自作ウキを浮かべる時間――。
飽きたり、虚ろになったりしながらも、自分で作った道具で一匹釣れるとやっぱりちょっと嬉しいのでした。
ヘラ釣りしたり海に行ったり
前回のヘラブナ釣りからは、あまり延べ竿に触れていませんでした。
釣れてしまったら満足ってのもどうかと思うけれど、なんだか気持ち的に一区切りついてしまった感じ。
ヘラ釣りは楽しい。
でも、あまりに動かないので、終わったあと身体がギシギシ言いそうになるくらい。
血流が鈍ってくるのがはっきりとわかる（笑）
そんなわけで、久々に海へ。
ヒラメでも釣れないかなーと投げてみたら、一投目でシーバスがヒット。
あ、これはイケるんじゃ？なんて思ったのも束の間、それ以降は一切アタリなし。
まあ、そんなもんですよね（笑）
霞ヶ浦でヘラブナ釣り
ルアーを投げたら、今度はウキを浮かべたくなる。
ということで、ひさびさに霞ヶ浦へ。
2月初旬。
この日は筑波山がよく見えて、晴れた空の下でいい釣り日和。
午前中に仕事を片付けて、午後から水辺へ直行。
座った瞬間、すでに眠い。でも暖かくて、ちょっとしたピクニック気分。
準備をして、自作のウキでスタート。
出来は悪いものの、自分で作ったウキが水に浮かぶのを見るだけで、ちょっと気分が上がるんです。
開始早々、ウキがむずむず。なにかと思ったら、シラウオがひっかかってきた。
春になったらバス釣りでシラウオパターンが効くんだよなぁ……なんて考えてたら集中力がボロボロと崩れていきます（笑）
何度も来た場所だから、新鮮味がないのも一因かな。
完全にピクニックモードです。
でもこの日は水面が鏡みたいに凪いでいて、ウキがとっても見やすい。流れもないし、まったり釣るには最高のコンディション。
餌は発売されたばかりの「もちグル」を使ってみたり。
ホットケーキミックスみたいな甘い香りがして、手につきづらくて、けっこう好み。
針持ちも良くて、重さもあるので、ドボン釣りに良さそう。
自作ウキと一匹のヘラブナ
16時を過ぎたころ、ようやくウキに反応。
あわせると乗る……けど、外れる。
バラシが続いて「このまま終わりそう〜」とイヤな想像がよぎります。
少し悩んで、針のサイズを大きくしてみたら……ようやく一匹！
正直、最初は飽きてたし、集中力もだいぶ切れてた。
でも、自作のウキが「スッ」と入って、そこで釣れた一匹。
これはやっぱりうれしい。
夜釣りと電気ウキのおもちゃ感
そのままズルズルと夜釣りへ突入。
寒いけど、1月の手水が凍った日に比べれば平気に感じるのが不思議です。
電気ウキっておもちゃっぽい。
そのポップさがまた、楽しいんですよね。
「いつか電気ウキも自作してみたいな」と思いつつ、あれこれ考えながら釣っていたら……。
夜の静寂の中、しっかりしたアタリ。
上がってきたのは、小ぶりだけど綺麗なヘラブナ。
冬の夜釣りなんてアホみたいですが、どうやら寒さへのハードルが麻痺してきている感じ。
そのうちストーブ焚いてそうで、怖い（笑）
冬の釣りのゆるさと楽しさ
今回はそんなに集中力もなくて、テンションも高くなかったのですが。
ポカポカ陽気の午後に、自作ウキを浮かべて一匹。夜にはおもちゃみたいな電気ウキで、もう一匹。
「釣りがうまくなりたい」とか「もっと釣りたい」みたいな気持ちからは離れた、ゆるい釣りの日でした。
こんな日も悪くない。
電気ウキの自作は面白そうだな〜なんて、また別のベクトルで楽しもうと考えながら帰るのでした。
ポチップ
ポチップ
