自家製金柑ジャムとふきのとう天ぷらで味わう冬から春への移ろい

田舎暮らし

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朝の空気がなんだか軽く、寒さがゆるみ始めた2月下旬。

庭で金柑の実りをチェックしていたら、足元にひょっこりと顔を出すふきのとうを発見。
その瞬間にふわっと、「ああ、春が近づいているなぁ」と実感したのです。

金柑の甘酸っぱさと、ふきのとうのほろ苦さ。庭で採れた食材を、さっと手を加えて味わう。
そんな季節のが移り変わる印に触れられるのが嬉しい。

今回は、自家製金柑ジャムとふきのとうの天ぷら、そして新たに仲間入りした薪ストーブで楽しんだ庭ランチの話。
冬から春へ。季節の変わり目を感じたのでした。

春を感じて猫も動き出す2月下旬

2月も後半になると、朝の寒さのなかにも柔らかい陽射しを感じる日が増えてきたり。

コタツで丸まってばかりだった猫も、家の中をうろうろ。
外の空気にちょっとそわそわしている様子が見えるようになってきました。

庭にも少しずつ緑が戻ってきて、雑草の芽吹きや、冬のあいだ隠れていた虫たちも姿を現し始めて。
なんともいえない穏やかな変化。

そんな中、今年も庭の金柑がぷっくりと実ってきました。
冬のあいだ、じわじわと育っていたのですが、いい感じに色づいてきたので、いくつか摘んでポケットに。

そしたら、すぐそばに小さな緑。
ふきのとうです。

足元に春が来てた、って感じ。

自家製金柑ジャムのやさしい香り

金柑は、ちょっと酸っぱめなやつをそのままかじってもおいしいのですが、だいたいいつもジャムにしています。

少し食感があったほうが好きなので、種を取り除いてから薄めの輪切りに。
レモン汁を少し加えて、あとは毎年仕込んでいる梅シロップでほんのり甘みづけ。

砂糖だけよりちょっとまろやかで、どこか和テイストのジャムになるんです。

写真を撮ろうと思っていたのに、気がついたらほとんど無くなってました(笑)

トーストにクリームチーズを塗って、その上にこのジャムをのせるのが一番のお気に入り。
金柑の爽やかさとチーズのコクが絶妙で、朝から幸せな気分になれます。

甘さ控えめにしておけば、ヨーグルトにのせたりクラッカーにのせたりで色々楽しめます。
とにかく万能で、しかも簡単。

ふきのとうの天ぷらで春の香りを

ふきのとうは、見つけたときがいちばんうれしい。
でも、食べるときもやっぱり、格別です。

我が家の庭では、フキが点々と生えているので、陽当たりによって出てくるタイミングが少しずつズレるのがまたありがたいところ。

摘んだらすぐに天ぷらに。
衣は軽く、揚げすぎないのがポイント。

ほろ苦くて、でも香りが強くて。
春の味といったらやっぱりこれだよなーってしみじみ思わせてくれます。

揚げたてをそのまま、塩だけでいただくのが最高。

他にも蕗味噌にもしたりで楽しみます。
旬の食べ物ってホント贅沢。

庭で楽しむ薪ストーブランチ

少し日をあけて、別の日のこと。
ご近所さんから、使わなくなった薪ストーブがあるのだけど……と声をかけていただきました。

実は我が家、庭ランチをすることが多いので以前からちょっと気になっていたんです。

とはいえ、最近極厚カマドを手に入れたばかりで、そっちもまだまだ使いこなせていない状況。

ちょいと悩んだものの、2台体制も面白いかということで、ストーブを頂いちゃいました。

さっそく庭で試してみたのですが、これがなかなか便利。
上にフライパンが乗せられるようになっていたり、側面から薪を入れやすくなっていたりと、細かい工夫が詰まっています。

この日は焼肉と焼きおにぎりのランチ。
じゅうじゅう焼ける音と、焚き火の香り。

やっぱり外で食べるってだけで、何割増しかでおいしく感じます。

締めはコーヒー。ヤカン汚い(笑)
木々の香りとコーヒーの香りのコラボに癒される。

薪ストーブは屋内だと設置が大変なので、ずっと手が出せなかったけれど。
これなら外で気軽に楽しめるし、火遊び好きにはぴったりです(笑)。

金柑ジャムを煮て、ふきのとうを揚げて、薪ストーブを囲んでランチ。
どれも特別なことってわけではないけれど、こうやって季節を味わえるっていうのは、田舎暮らしの醍醐味だなぁとあらためて思います。

春はすぐそこ。
でも、まだ冬の名残もあって、その両方を楽しめるこの瞬間。好きだなぁ。

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