「キスピザ」を食べたことはありますか?
前回の釣行で釣れた、20cm超を含む良型のシロギス。
天ぷらや刺身も良いけれど、今回は塩とオリーブオイルでアンチョビ風に仕込んでみました。
約2週間待ったシロギスを、ひさしぶりに火を入れた庭のピザ窯KABUTOへ。
初めて作る釣り飯、キスピザです!
良型シロギスをアンチョビ風に仕込む

前回のキス釣りで持ち帰ったシロギス。
20cmを超える良型もいて、何にして食べようか考えるだけで楽しくなります。

今回は、以前から気になっていた食べ方に初挑戦。
シロギスをアンチョビ風に仕込んで、ピザの具にしてみることにします。

シロギスは身が柔らかいので、刃の薄いナイフが扱いやすい。
小さな魚体に刃を沿わせて、身を崩さないように捌いていきます。

三枚おろしにした身を並べたら、ここから初めての仕込み。
きれいな白身を見ていると、このまま食べたい気持ちも出てきますが……今回は我慢です(笑)

今回は塩に漬けて約1週間。
その後オリーブオイルへ移し、さらに約1週間置きました。
本当のアンチョビとは魚も作り方も違うので、あくまでアンチョビ風。
オイルをまとったシロギスはしっとりとしていて、どんなピザになるのか期待が膨らみます。
庭のピザ窯KABUTOでキスピザを焼く

約2週間待って、ようやくピザの日。
庭へKABUTOを出して、ひさしぶりに火を入れます。
小枝やペレットで使えるので、思い立った時に庭でピザを焼ける。
しばらく出番がありませんでしたが、こういう遊びを始めるとやっぱり楽しい道具です。


窯を温めている間に、ピザ生地を伸ばしていきます。
くるくる回すような格好良いことはせず、指で地道に押し広げる方式(笑)
以前、生地をおっことして土まみれにしたことがあるので、今回は慎重です。
あの時の悲しさは、なかなか忘れられません。

多少いびつでも、具をのせて焼けば立派なピザ。
無事に落とさず、生地の準備ができました。

ピザソースを塗り、アンチョビ風に仕込んだシロギスを並べます。
良型の身を惜しまず使ったので、どこを食べてもキスに当たりそう。

その上から、チーズをどさっと。
シロギスの姿がほとんど見えなくなりましたが、チーズは多いほうがうれしいのです。

準備ができたキスピザを、熱くなったKABUTOの中へ。
入れたそばからチーズが溶け始め、縁の生地も少しずつ色づいていきます。

KABUTOはすぐに焼けるので、ここは油断禁物。
確認口から何度ものぞき、焦がさないように様子を見ます。
焼きたてのキスピザを庭で食べる

焼き上がったキスピザへ、仕上げにディルをたっぷり。
焼けた生地とチーズの香りに、ふわっと爽やかな香りが重なります。
見た目はもう、しっかりピザ。
でも、このチーズの下にいるのは自分で釣ったシロギスです。

ピザカッターを入れると、焼けた生地がパリッ。
もう香りだけで、早く食べたくてたまりません。

一切れ持ち上げれば、チーズがびよーん。
では、焼きたてをいただきます!
食べれば、旨い。
アンチョビ風のシロギスは、しっかりとした塩味のあとに魚の旨み。パリッと焼けた生地と伸びるチーズに、しっとりした白身がよく合います。
ディルの香りも良い。
チーズたっぷりなのに爽やかさが加わって、次の一切れへ手が伸びます。
初めてのキスピザ、大成功。
ただ、アンチョビ風の身はもう少し長く漬けてもおいしそうです。
シロギスは、キスピザだけでなく天ぷらにしても旨い。
釣れた数が多い時は、一夜干しにしておくのも楽しみのひとつです。


次はもう少し長く漬けて、またキスピザを焼いてみたい。
となると、まずはシロギスを釣りに行かなくては(笑)