タラの芽のふかし栽培に挑戦!春の味覚を自宅でじっくり堪能した記録

釣り

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育てる野菜が無くなってきて、庭の家庭菜園が寂しくなる冬。
そんなタイミングで思い立ったのが、「ふかし栽培でタラの芽をたっぷり食べたいなぁ」という試み。

春になると自然と食べたくなる山菜の筆頭、タラの芽。
あの独特のほろ苦さと香り。天ぷらにすればサクサクの衣と一緒に春の香りが口の中に広がる……。

でも、庭のタラの木から収穫できる量はほんのちょっとだけ。
そこで今年は、冬のうちからふかし栽培に挑戦してたくさんの芽を確保する作戦を立てたのです。

タラの芽が食べたい、そんな気分

うちの庭のタラの木。
夏から秋にかけてぐんぐん伸びて、気づけば2メートル超えの立派な姿に。

最初は控えめだったくせに放っておくとどんどん増えていくので、油断すると庭がタラだらけになるので地植えはやめたほうが良いとされております。

タラの木を植えた目的はただひとつ。
春の味覚「タラの芽」をたっぷり味わいたいから。

問題は、1本の木から採れる量がとっても少ないこと。
ご近所でタラの芽を売っていることもあるけど結構お高いし、何より自分で育てたもので食卓を彩れたら嬉しい。

何か良い方法はないかな〜と見つけたのが、「ふかし栽培」という方法。
室内やビニールハウスで芽出しして収穫量を増やす栽培方法です。

さっそくチャレンジしてみることにしました。

タラの芽のふかし栽培に挑戦

ふかし栽培の基本は、枝を切って水に差して暖かいところで育てる。

まずはタラの木をばっさり剪定。
切ると樹液がじわっと出てくるので、水で洗って乾燥させます。

芽がついている部分で適当に長さを調整してカット。
それをプランターに並べ、うっすら水を張って、芽の部分が上になるようにセットします。

調べてみると、発芽を促進するために専用の薬剤を使う方法もあるようですが、今回は純粋に試してみたいという気持ちが強かったので、薬剤なしでシンプルに。

水は5日に1回くらい交換。
最初は室内で管理しようかと思ったのですが、諸々諸事情がありまして、結局玄関で管理することに。

12月からスタート。
でも、待てど暮らせど変化なし。

菜の花が咲き……。

桜が咲き、気づけばもう4月(笑)

玄関の片隅でひっそりと存在感を無くしていたタラ達ですが、暖かくなってきたタイミングでやっと芽が一斉にふくらみはじめたのです。

玄関は雨風は避けられるものの寒かったので……、暖かい場所で栽培すれば冬の間に食べれたのかもしれませんね(笑)

タラの芽を収穫、天ぷらでいただく

育った芽から収穫します。
ふかし栽培をしっかりとやれた感じは一切ないものの、なんだかんだで収穫できたので良しとしましょう(笑)

採れたてを見ているだけで嬉しくなる。

天ぷらにすると、もうこれは絶品。
サクッとした衣の中に、タラの芽特有のほろ苦さと春の香り。

スーパーで買うと少ししか入っていないし高価なので、たっぷり揚げられるのが本当にありがたい。

軽く塩を振ってそのまま。
シンプルが一番です。

庭ランチでタラの芽パスタも

春の日差しが気持ち良い日に庭ランチ。

極厚カマドで焚き火して調理します。

チャイを淹れて、春の陽気を浴びながらのんびりと。

この日は、タラの芽を使った春のパスタ。

ニンニクとオリーブオイルで軽く炒めたタラの芽を、パスタに絡める。
塩と黒胡椒だけのシンプル味付けですが、素材が良いとこれで十分。

タラの芽はどこ?って感じになってしまいましたが、タラの芽のほろ苦さが良いパスタに。
タラの芽と油って相性が良いですよね。

そんなこんなでランチを楽しんでいたら、ご近所さんに掘りたてのタケノコをいただいちゃいました。

そのまま庭で皮を剥いて、アク抜きして……夕食に煮物に。

タケノコとタラの芽、春の味が揃って大満足の一日となったのでした。

自分で育てる春の楽しみ

ふかし栽培自体は、正直なところ成功かどうかは微妙なライン。

管理環境の温度が低かったこともあって、冬のうちに収穫というわけにはいきませんでした。

でも、ちゃんと芽が出て、食べられるまでに育ったので嬉しい。

採れたてを調理して、外でご飯を食べて、春の空気を感じながら過ごす時間。
タラの芽を育てて食べるという、ちょっとした挑戦。

またひとつ、季節を味わう暮らしができた気がします。

来年はもう少しうまくやれるかな。

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