夏は暑くて秋も暑い。
9月に入って涼しくはなったものの、朝晩は涼しくても日中は30度近くになったり。
それでも、鈴虫が鳴き秋風が吹いたりと、秋を感じるようになってきました。
秋といえば釣りには良い季節、のはず。
夏はどうにも面白味のない釣りとなったので、秋は釣りを楽しみたい。
そんなことを考えつつも、思うようにはいかないのが自然との遊び。
イマイチな釣りが続く2025年
自分くらいなもんでしょうが、なんだかイマイチな釣りが続いている今年。
仕事の忙しさも相まって、釣りをしてもスカッとしない感じ。
シロギスなんかは釣れてくれるのですが、毎回やるには飽きてしまう。
他を狙えば、釣れない(笑)
そろそろ涼しくなってきたし山に移行しようかな、なんて考え始めた9月。
まだまだ暑いとはいえ、朝晩は涼しく、少しは海水温も落ちているでしょ。
海の雰囲気も変わっているでしょ。
そんな思いで、海へ。
会いたかったヒラメにようやく……
午前中から始めたものの、どうも海の状態が良くない感じ。
シーンとしていて、お魚さんどこに行ったの?な印象です。
釣りはしやすいのですが(笑)
さて、あれやこれややってもダメで、飽きて休んだりした後……。
15時頃にやっとゴツッと。

小さいショゴでした。
なにかがイナッコにボイルをしたので、ポッパー投げダイペン投げとやった後に、疲れてミノーを巻いていたら違うのが釣れたってやつ。

ヘビーミノー110mmでのヒット。
底とった後にグリグリ巻くだけ。
狙った感じは一切なかったわけですが、それまでなーんも釣れていなかったのでこれでも嬉しい。
そこからまたしばらく無反応。
色々投げたものの反応がなく、疲れてきてバイブレーションをダラダラと巻いていたらフォールでガガガッと。
空見て綺麗だなーなんてほぼ脳が動いていない時だったのでびっくりアワセ。
またショゴかな?と思ったのですが、引きが違う。

水面に現れたのはヒラメ。
今年はフラットフィッシュが本当に釣れず、下手なりにあれやこれやとやってみても出会えなかったので、ソゲサイズですが嬉しい。
もうマゴチは釣ることができなそうだけど、なんとかヒラメには会えました。

ただ、諦めモードでただただ巻いている時のヒットだったので、釣った感はほぼ無し(笑)
その後、イナッコボイルの誰かさんがダイペンにかかったものの最初の突っ込みでフックアウト。
姿だけでも見たかったですが、ここのところの釣りを考えればだいぶ良いほうでした。
ヒラメ料理に喜ぶ我が家
釣ったヒラメはお持ち帰り。

昨年は結構捌いたのですが、今年は初。
さて、どうやって捌いたもんだっけか、と思いながら捌きます。

ひさしぶりに食べるヒラメの刺身。
庭でわんさかとれる青しそやミョウガをたっぷりと薬味にして。
うむ、甘みがあっておいしい。
フラットフィッシュは味が好みなので、釣れると嬉しいのです。今年はなかなか釣れなくて寂しい。

サイズが小さいのでエンガワの量が少なかったので、オリーブオイルと塩レモンでカルパッチョ風に。
これ、かなり好みの味。エンガワの脂が塩レモンで爽やかになって……これはワインのアテとかに良さそう。

アラで出汁をとって、あら汁に。
ヒラメの出汁はうまいですよね〜。
出汁は結構取れたので、冷ましてゼリー状態にして冷蔵庫で保管。
何度か汁物で活躍してくれました。

我が家の毛玉さんはフラットフィッシュだとガツガツ食べてくれます。
他の魚だとイマイチなのよね……味のわかる女。
しっかりとゆがいてやった身をほぐしてやると一気喰い。
釣れて良かった。

後日、余った身をムニエルにしたり、と。
ヒラメは食卓が華やかになって良いです。
そろそろ海も良くなるかなと他力本願的な。
それなら他の遊びも良いなと思いつつ。
でもやっぱり、ヒラメは釣りたい。

