続、フカセ釣り。
風が強い予報。長竿は振りづらいな……と思いながらも釣りに向かってしまったのでした。
釣りを始めてみると、多少風は避けたものの、仕掛けが飛ばされて回収もままならず。
竿が揺さぶられて釣りがしづらい。腕は痛くなってくる。
やめときゃ良かったな……と後悔もしたのですが、自然との遊びは希望通りにはいかないもの。
受け入れて開き直って遊ぶことに(笑)
釣りはしづらかったものの、魚の姿が見れたので満足。
釣った魚は、干物にしておいしくいただきました!
爆風で寒さに耐えながらのフカセ釣りでチヌやグレ
12月上旬。
始まったばかりとはいえ、冬。

お日様は出てるけど、風に吹かれてるとさみぃ。
でも、晴天の中で釣りできるだけ良いですな。

風は背負ったのですが、風が巻いてどうにも落ち着かない。
波紋が出た水面にテラテラと太陽の光。ウキは見づらそう。

最近の発見。
ヘラブナ釣りで使っているBUNNY WALKの偏光グラスを試しに使ってみたら、フカセでもウキが見やすい。

そしてちょっと良い柄杓を購入。
ベルモントのLTロングターゲット790mm。
立って釣りをするのに楽なように探し始めたのですが、結果、軽くて扱いやすいし、撒き餌がよく飛ぶしで買って良かったな、と。

タックルは変わらず、安価、初心者シリーズ。
いつもの感じで、PE0.6号。
ハリス1.5号を2ヒロとり、昼過ぎからスタート。

風が強いので手前から。
すぐにウキに反応が出ると思ったらベラが連発。
12月上旬とはいえ、海水はまだ触っても冷たくない。
ベラさんいるってことはまだ海は冬じゃないのかしら。

その後、少し沖へと投入点をずらしていくと、何かに触られているようなウキの動き。
じっくりと待ってウキが消し込んだところでフッキングもゴミが付いたかな?ってな手応え。
かかっていたのはハゼ。フカセで釣ったのは初めて(笑)
このサイズでも棒ウキがしっかりと消し込むとは驚き。面白いなぁ。

モゾモゾッとした絶妙なアタリに期待したらヒガンフグ。
そんなこんなで15時近く。
餌も残ってくるしウキも動かない。
日が短くなって16時半頃には暗くなってしまうこの頃。
どうも夕マズメに良い思いができていないので、今日はこんなもんかなぁ……と片付けが頭に出てきた、そんなタイミング。
前アタリっぽくウキが押さえ込まれた後、ジワ〜っとウキが水中に吸い込まれていった。
じっくり待ってフッキング。今日一の引き。

40cmには届かないものの、良きチヌ。
爆風の中での釣りに若干の後悔があったものの、やっていて良かった。
風が巻いているので竿が揺さぶられて、もう腕がパンパン(笑)
持ち帰ろうと血抜きをしたりしていると、16時頃にパッタリと無風に。
ここまでの爆風で落ち着いて釣りができなかったのもあって、頭にあった片付けをキャンセルして、続行することに。

グレがヒット。
風が無くなると当たり前のように釣りがしやすい。
釣れる釣れないよりも、やっぱり自分は釣りがしやすいほうが好み。
それまでとは一切異なった穏やかな海に気持ちが落ち着いてしまい、ウキにケミホタルをつけてしまったのです。

反応があるもなかなかのらない。
正体はアジでした。
針が大きいからなかなかのらないものの、ウキについたケミがズボッと暗い海に入っていくのを見るのは楽しい。

メバルがかかってきたりも。
短い時間ではあったものの、落ち着いて釣りができたので満足して納竿。
爆風に晒されて疲れていたようで、車に入ると一気に疲れが出てきたのでした(笑)
グレ・アジ・メバルの干物を食べ比べ
翌日。
持ち帰ってきた魚で釣り飯。

グレとメバル、それにアジ。
柚子をいただいたお礼にと、チヌは隣人におすそ分け。
ここ最近は炙り刺しにしていたので、今回は干物を作ってみることに。
針を飲まれてしまったメバルなんかも含め今回の魚はサイズが小さいので、食べ比べしてみるのも楽しいかと。

エラや内臓、ウロコを取り除き、開いて塩水へ。
醤油漬けなんかも好きなんですが、今回はシンプルに塩だけで。

冷たい風が抜けていたので、風に晒しながらの日干し。
あまり干しすぎないほうが好みなので、干すのは3時間ほど。

夕食で実食。
盛り付けは雑ですが……。
アジは安定のお味。朝食で食べたくなる、干物の定番ですね。
メバルは淡白でほわっとした食感がGOOD。
一番脂がのっていて旨味が強かったのはグレ。
他よりもサイズが大きいというのもあるものの、焼きでおいしい魚だとあらためて実感。
良いグレ釣りたいなぁ〜と思いながらの食事。
寒グレを釣ってしゃぶしゃぶで食べたひ。
このまま冬もフカセになるのかしら。
他にもやりたい釣りがあるので悩むのです(笑)



