12月中旬、冬。
魚の反応が少なってくる中で、反応をくれるのがロックフィッシュ。
ひさしぶりにカサゴを釣って食べたい。
突然、カサゴ(アラカブ)の味噌汁を啜りたくなったのでした。
夜の海へ繰り出して、ライトタックルでカサゴ狙い。
釣ったカサゴは下処理して、鍋で煮たら、味付けはフンドーキンだけ。
シンプルなのですがこれが旨い。
定期的に食べたくなる、一品。
カサゴ(アラカブ)を狙って冬の海でライトゲーム
アラカブの味噌汁が食べたい……。
アラカブとは九州方面でのカサゴの地方名なのですが、味噌汁になるとカサゴの味噌汁より、アラカブの味噌汁がしっくりくるのです。

夕方に出発して釣りを始めた頃には真っ暗。
昼から釣りでも〜と考えていたのですが、出かける準備をしていたら仕事の電話があってキャンセルとしたのでした(笑)
ライトタックルで開始。
釣りたい、というよりも食べたいという思惑。こういう時に限って釣れない時が多いんだよなぁ〜と覚悟していたのですが……。

まさかの1投目から釣れる展開。
ジグヘッドにワームはバルキースパテラ。
フォールさせて着底してから少し止めておいたら、ガツガツっときたのでした。

その後も続きまして。
リフト&フォールしたりチョンチョンやったりと、反応があるので色々やれて楽しい。

基本は良型。
合間に小さめのサイズが混ざってきます。

アタリがあってからのフッキングが決まると気持ちがよろし。
調子良く6〜7匹釣れたので、寒いのもあって納竿。
30分もやらずの楽しい釣りでした(笑)
目的通り、良い型のカサゴを3匹お持ち帰りです。
フンドーキンで作るアラカブの味噌汁
翌日、自宅でアラカブの味噌汁作り。

捌いていきます。
カサゴは釣れやすい魚なのですが、捌く時には注意が必要。

とにかくヒレやトゲが鋭いのですよ。
指に刺して何度血を流したことか……。
キッチンバサミで取り除いておけば、捌く時も食べる時も安心。
エラ蓋にあるトゲや……。

背鰭などのヒレ。
刺さっても大したことないと思いきや、どうやら微量の毒があるようで、刺さった後は患部がチクチクとして気になるのですよ。

後は内臓やウロコを取り除けば下処理完了。

鍋に投入する前に、全体に塩を振って10分ほど置いておきます。
その後、熱湯を全体にかけて湯霜に。これで臭みがとれます。
シンプルな料理なので、下処理をしっかりすることが大事。

鍋に水を張り、酒を少々。
昆布・アラカブ・生姜をいれて火にかけます。
煮立ったら昆布は取り出し、弱火にして、アクを取り除きながら15分ほど煮込みます。

煮込んだ後は火を止めて味噌を溶きます。
我が家では、アラカブの味噌汁にはフンドーキンあわせみそ。
https://www.islog.jp/entry/yoshiya-shokudo
アラカブの味噌汁を最初に食べたのは、以前佐賀へ旅行に行った際、呼子朝市にある店でのこと。
味噌が主張しすぎず、アラカブの味が楽しめるのに感動し、店の人に何の味噌か聞いたくらいでした。
その時はわからなかったのですが、色々と試した結果、九州らしい甘みが特徴的なフンドーキンに落ち着きました。
米麹と麦麹のブレンドで作られたこの味噌が、アラカブとの相性バッチリなのです。

ということで完成した、アラカブの味噌汁。
加えた具はシンプルに刻みネギだけです。

啜れば感じる、アラカブの出汁と旨み。脂も感じられます。
塩味の強い味噌だとこのアラカブの風味が消えてしまうところを、フンドーキンの甘口でまろやかな味がうまくまとめてくれます。
ホロっと取れる身も淡白ながらおいしい。
サイドというよりも、メインとしてしっかりと食べられる一品です。

味噌汁に使わなかった一匹は、翌日、妻が清蒸魚(チンジャンユー)にしてくれました。
これがまた、旨い。
最後にジュッとかけた脂の効果で香り高く、白飯が進む一品に。
この他、揚げたり煮たりと、淡白なのもあって色々な料理に合うカサゴ。
個人的には味噌汁がNo’1ですが、釣って楽しいのもあって、また色々と釣り飯を試したくなる魚です。
