最大サイズでも子供のようなミニサイズのタコ、イイダコをご存知でしょうか?
形は完全にタコなのですが、最大でも5〜6センチにしかなりません。
イイダコは秋口にかけて堤防から狙えるようになります。
料理のバリエーションも豊かなイイダコはおすすめのターゲットです。
五目釣り用のタックルで狙えて、複雑な仕掛けが必要なく釣るのも簡単。
食べておいしい、釣って楽しいイイダコ、おすすめですよ!
イイダコの釣り方はとても簡単
タコをどうやって釣るのか、釣りを始めた頃は想像できませんでした。
でも始めてみるとイイダコの釣り方はとても簡単で、彼らの習性を利用して釣る形になります。
秋口に堤防からハゼやキスなどを狙って投げ釣りをしているとかかってきたりする事もあるイイダコですが、多くの場合餌ではなくオモリに抱きついてあがってきます。オモリのような丸い物体を他のイイダコだと勘違いして抱きついてくるんですね。
この習性を利用して、イイダコ用のテンヤで釣ります。
テンヤを投げたら、しゃくって、しゃくった分巻いて、少し置いてまたしゃくる……。
この動作を繰り返します。
イイダコがかかるとしゃくった時に重い手応えがあります。ゆっくりと巻き上げましょう。
餌をつける必要が無く簡単な動作で良いので、誰でも簡単に楽しめますよ。
また、嘘のようですがテンヤを使わなくても生らっきょうで釣れます。針や返し仕掛けにらっきょうを括り付けて、テンヤと同じように誘います。
竿はちょい投げ用の安いもので十分です。
アオイソメにも食いついてきたりするので、ハゼやキスを釣るついでに狙ってみるのも良いですよ。
イイダコの旬は9〜11月
旬の時期であれば、1匹釣れれば次々と面白いように釣れます。
煮付けやおでんがおいしいとされますが、少し湯がいて刺身にしたり、丸々たこ焼きにして食べるのもおいしいです。
写真は干物にしてみたイイダコですが、旨味が凝縮されて噛めば噛むほど味が出ておいしかったですよ。
ファミリーでも安心で楽しく釣れるイイダコ。
旬の時期に釣りに出かけてみてはいかがでしょうか。