どっかで釣れたらなぁ……と思っていた魚がおりまして。
イシモチ。シログチですね。
そんなに出会えない魚じゃないと心のどこかにあり、釣れたらなぁ〜なんてろくに狙っていなかったら最後にお目にかかってから3年が経過。
3年前もライトに遊んでいたらたまたま一匹釣れただけ。
そして今回も釣れたは釣れたのですが、シロギスを狙っていたらたまたま、でした(笑)
たまたまでも、ひさしぶりに釣れると嬉しいもので。
7月下旬の海釣り!キス釣りに向かったら……
キス釣りをやってみた前回。
ライトタックルで気楽なキス釣りでしたが、ひさしぶりやってみたら面白い。
ツツツンとした小気味良いアタリと、簡単にはかかってくれないもどかしさ。楽しい。

ということで再挑戦。
猛暑日で準備をしているだけで汗をかくくらいの暑い日。
仕事を済ませて夕方に向けての、短時間での釣りです。

写真だと非常にわかりにくいもののかなりの濁り。
シロギスしか頭になかったので、この時はフグが食ってきたら嫌だなぁなんて考えておりました。


タックルはライトにちょい投げのゆるいスタイルで。
ランガンしながらシロギスがいる場所を探していきます。
餌はアオイソメ。
仕掛けは2号の中通しオモリに袖針です。
一投目。
着底した後、少しオモリを浮かせて誘いを入れると、ガツガツッときました。
ほら、やっぱり、フグだ。
濁ってるもんなぁ〜、しっかしよく引くフグだ。ちょっとドラグ出ちゃったりなんかして。
表層に浮いてきてギラッと光ってようやく気づきました。

イシモチでした(笑)
突然の出会いに顔をほころばせつつも、フグだと思ってやりとりしていたのが悔やまれる。
濁りがある時点で、モッチーの可能性も考えておくべきだった。
その後もガツガツとアタックしてくるイシモチ。
一度釣ってしまえば「これはフグじゃなくてイシモチのアタリ」なんてわかっていたかのように考え出す。

小ぶりだけども、シロギス狙いでハリスを細くしていたのでなかなかハラハラするやりとり。
持ち帰り分だけキープしたら、元々の本命のシロギス狙いにシフトです。
イシモチがいるところはイシモチが優勢。
イシモチの反応がないところを探ってみると、ツツツンとしたアタリ。

なかなかのらないと思ったらサイズが小さめでした。
それでもアタリがあれば楽しいもので。

20cm近いのもちょいちょいあがる。
それなりに遊べたし、キープもできたからそろそろ終わりにしようかと思っていたら、急にアタリが無くなって色々な意味で終了な感じに。
よくこういうことはあるので魚にもお食事タイムとそうではない時間があるのかしら。それとも回遊?などなど考えていたのですが……。

何かが毎回かかるものの途中で外れてしまうというのを繰り返した結果、正体はヒラツメガニ。
餌が着底するとヌーッと重くなるので、カニがたくさんきたようです。
カニたくさんきたから魚いなくなったのかな?なんて考えつつ、そして次はカニ釣りもいいなぁなんてプランを考えながら帰宅したのでした。
シロギスとイシモチの天ぷらで釣り飯
自宅に戻って、釣ってきたシロギスとイシモチを捌いて天ぷらに。

天ぷらは基本なんでも塩派なのですが、シロギスはちょっぴり塩を振るくらいがキスの旨みを堪能できてやっぱり好み。
キス天はいつ食べても旨いですねぇ。
イシモチも淡白な味わいですが、キスよりもモチっとした食感。
こちらも上品な味で旨い。
イシモチは他にも塩焼きにしたのですが写真撮り忘れ。
「ウオトシ御食事処」で絶品定食ランチ!煮付けの魚は…グチ?【広島三原旅】
以前広島に行った際に食べたイシモチの甘露煮がおいしかったので、今後は甘露煮にしてみようかな、なんて思っております。
いや、これだけ長いことで会えなかったんだから、次に釣れるのはいつになることやら(笑)

